どうも流刑です。
今回は雨マンダドーブルの構築記事です。
[構築経緯]
雨+ガルーラに限界を感じたのもそうだが、以前より雨+ボーマンダのアーキタイプに興味があり、研究を進めたいなと思っていたところ、DOVEさんが過去作景品トリプルで準優勝した構築が強そうだと思い、DOVEさんに連絡を取ったところ、快く構築の詳細を教えていただいた。
この並びを使ったDOVEさんは過去作解禁ルールで噴火ドランを使うプレーヤーを雨で咎めようとしたところから構築をスタートさせていたが、対雨クチートをはじめとした雨ミラーやバンドリ、サンダーをはじめとした電気タイプに課題があると仰っていた。DOVEさんは最速日本晴れルンパと身代わりギルガルド、地震メガボーマンダで対雨クチートを対策していたが、実際この構築を試しに使ってみた自分はうまく立ち回れず対雨クチートは全2試合とも落としてしまった。不利マッチは落としても仕方ないと割り切って、総合的に勝率の高くなる方向性で構築を組もうと思い、考察を始めた。
まず構築を回してて思ったのが、身代わりギルガルドが前のめりなパーティーのメンツと遂行速度が一致していない点が気がかりだった。ギルガルドの身代わり自体は決まれば強いが、自分のプレイングの問題もあり、うまく扱いきれなかったため、型を変えてみることにした。CS珠と耐久振り弱点保険型を試してイマイチピンとこず、そもそもキリキザンにするという案を思いついた。の並び自体ははげる雨と同じであったため違和感なく採用できたし、実際に前のめりなメンツとキリキザンは遂行速度も一致しており、構築にマッチする。
最後の1枠ファイアロー自体には怪しさを感じていたが、他に良いポケモンが思い浮かばなかったのもあり、そのまま採用と相成った。この枠にはチョッキ霊獣ランドロスやトリトドン、ローブシン、トルネロス、ニンフィアなどなどとにかくいろんなポケモンを考えたが、総合的に原案の鉢巻アローが無難だという結論に落ち着いた。
[構築詳細]
[個別解説]
171-216-150-*-110-172
相手の準速マンダより先に動ける準速。
意地捨て身の火力は病み付きになる。
瓦割りはバンギを初狩り、壁を叩き割るなどいろいろ便利。
瓦割りはクチートギルガルドに打てる地震やサンダーに打てるストーンエッジも一考の余地あり。
131-40-87-*-65-139
原案はトリックガードだったが、相手のダークホールは最速起きとかわし、こちらもダクホ打つで解決するため、ワイドガード採用。こいつ深いところでドーブル舐めてる
。このパーティーは相手の範囲技を1回防げると非常に大きいと感じたのもある。改良点としては猫をトリックガードにするとかだろうか?
追記:スカーフドーブルに蹂躙される試合があったのでワイガはトリガに変更が無難かもしれない。
197-*-96-156-120-67
冷静HC眼鏡。冷静なのは中途半端なSを落とすことでトリルを逆手に取れる場面があると思ったため。B方面脆いのでB振りこだわりメガネが正解かもしれない。ただHCの火力は魅力的。
155-81-91-142-120-134
最速 CSルンパ。日本晴れは雨ミラーを拾える技としてDOVEさんが発明したビックリ技。ただ正直この技あっても雨クチキツいので、リザ系統にイージーウィンできる雨乞いとか、身代わり、れいとうビームとかも候補に入る。
141-194-120-*-90-122
AS珠キザン。こいつの採用によりマンダやアローが若干動きやすくなった。
こいつにタスキをもたせたい場合、ドーブルがスカーフになってそれはそれで面白いと思う。キツい相手の処理は大体こいつがなんとかしないといけないため大事に扱いたい。
185-146-91-*-89-147
鉢巻アロー。おそらくこの構築には鉢巻がマッチしている。剣舞は積む余裕がない。
[苦手な構築など]
雨クチート、バンドリマンダ、サンダーをはじめとした電気タイプが採用された構築。
(平日トリプルでも負けは雨クチとバンドリマンダ。)
[Special Thanks]
元となる構築の詳細を快く共有してくださったDOVEさん。
この構築とフレンドファイトしてくれた皆さん。
[雑感]
DOVEさんの原案が強かったこともあり、ある程度素早く一応の完成形?に近づけることはできましたが、正直まだこの構築は改善点があるように思うので、モチベのある方は是非改良してみてほしいです。雨マンダというアーキタイプは可能性があるように思います。
何か質問があればお気軽に自分までどうぞ。
[参考]